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大好きな音楽を集めました
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アルカンの曲なんて、ものすごい超絶技巧だから
ちょっと趣味にピアノを弾く人なんてまったく縁のない作曲家だと思ってました。

ところが!

ピティナのホームページで偶然この作曲家を研究している方のコーナーを見つけて
エスキスという曲集の数曲をを試聴し楽譜をいただいてみたんです。

そしたら予想とは大違い。
意外と弾けるじゃないですか。

分かりにくいと思ってたけど、さすがロマン派。
特に第一曲の「幻影」は弾きやすくてきれいなメロディだし。


ただ、独特な曲想だからショパンのように誰もが親しめるような曲ではないかな。
次のレッスンのときに早速先生に話してみようっと。


Laurent Martin - Alkan: Esquisses, Op. 63
Laurent Martin - Alkan: Esquisses, Op. 63



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早いもので、今年はもう発表会の年。
(わたしの先生のところでは一年おきなのです)

年の初め頃から演奏曲を検討していて、先生が推薦してくださったのはこの曲。シベリウス作曲「樹の組曲より〜樅の木」 舘野 泉 - アイノラのシベリウス - シベリウス: 樹の組曲 作品75 第5曲「樅の木」

静かで、後半のアルペジオに引きつけられる曲。

でも、わたしの表現力ではこの曲は難しいような気がするわけです。

なんというか、こう、実力のある人、あるいは北欧の空気をよく理解している人なら弾ける、という感じ。

∴わたしにはとてもまだ無理。

そこで先生にお願いしたのは、ヘイノ・カスキ作曲「夜の海辺にて」。 舘野 泉 - フィンランドピアノ名曲ベストコレクション 2 - カスキ: 夜の海辺にて 作品34-1
これなら分かりやすい!
舘野泉さんが演奏するのもiTunesでDL済みだし。


んで、先週のレッスンのとき、ちょっと障りを弾いてみた。
すると先生が「あ、ちょっと待って!そこはもっとゆっくりと雄大に」と、曲の冒頭から直されてしまった。

またやっちゃったぁ、「おちゃらけ」。


確かに、先生のアドバイスどおりの速度で弾いたら、白夜の海が目の前に広がってきた。
寄せては返し、返しては寄せる北からの波。
そして淡い光の中でゆらめく波頭。


いいですねええ。
この曲って地味だけど、一度弾いたらピアノの前を離れたくなくなるような不思議な魅力を秘めている。

は、演歌っぽい?
うんうん、ごもっとも。

だからわたしのような純日本的な(?)女性に好まれるのかな?


何はともあれ、発表会までおよそ半年。
今年は、一昨年のようなボロボロ状態ではなく、ちゃんと弾けたらいいな。
そして、カスキみたいな埋もれた作曲家でも素敵な曲をたくさん書いてること、みんなに知ってほしいな。

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えっと、ここんとこ「のだめカンタービレ」にはまりまくっていて、
「これってもしかしたら弾けるかも」みたいな曲(シューベルト作曲ピアノソナタ第16番 Op.42)をTHE SHEET MUSIC ARCHIVEさん へ行ってもらってきました。

楽譜見たら、やっぱ譜読みはそれほど難しくないような。

先生も弾いてみてくださったらいいな。
んで、教えてほしいのよね、わたしにも。

来年の発表会で弾けたらいいな。むきゅっ(←完全に染まってる!Σ(◯o◎;) )

イェネ・ヤンドー - classic@comics Vol.5 ~ 引き続きコミックで出会った名曲たち - シューベルト: ピアノ・ソナタ第16番 - 第1楽章
イェネ・ヤンドー - classic@comics Vol.5 ~ 引き続きコミックで出会った名曲たち - シューベルト: ピアノ・ソナタ第16番 - 第1楽章

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サイン会とトークショーをやり、ファンが日本でのすべての公演のチケットを買い占め、
さらに、泊まるホテルまで同じ…というさるお方。

これじゃ、どんなにチケ○や▽+でプレリザーブに申し込もうともチケットが手に入らないはずだわ。


昨日、友人にうちでお世話になってる調律師さんを紹介して、調律後に少しお話した時に聞いた話。
彼は「現代音楽シリーズ」の方のチケットをさるお方との知り合いさんから譲り受けて公演を聴いたのだそうだけど、
残念ながら難し過ぎてよく解らなかったとのこと。


それにしても、さるお方の追っかけたちってリッチなのねええええ〜〜〜。
プラチナチケットなんて2万円以上。10回以上の公演をすべて買い占めると、一体いくらになるのよ?

と、ビンボー人は思わず金勘定に走ってしまうんだわさ。
すんごい。。。。。。。

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今の若い人のポピュラー音楽を評した、ある方の言葉。

そうだよなぁ、と思う。
タメ口言葉の歌詞に薄っぺらなメロディー。
リズムはシャカシャカシャカシャカと耳障り。

彼らの子どもの頃の音楽環境は昔よりずっと恵まれていると思うんだが、
どうにも吹けば飛ぶよな将棋の駒のごとく軽い!
軽いから、ヒットチャートの上位曲でも羽のように不安定で、あっという間に曲が変わってしまう。

以前アルバイトをしてた合鍵屋の社長もそんなこと言ってたよなぁ。
「ヨーロッパにはクラシック音楽があり、アメリカにはジャズがある。子供たちは小さい頃からピアノやバイオリンを習い音楽的な資質を身につけていくが、日本はまだまだその歴史が浅い。あるのはカラオケで演歌だもの、音楽がなってない」。

この社長は県内ではなかなか名の知れたベーシストで、音楽だけでなくさまざまな分野に造詣が深い。
だからこそ今の若い人たちの音楽を聴いて、その中身のなさに辟易していたらしい。

「昭和20年代に生まれた僕らにはビートルズ、ベンチャーズ、ローリングストーンズがあった。GSがあった。
しかし,今の若者たちが生まれ育った時代に,それに相当するほどインパクトの強い音楽があっただろうか? それに加えて、当たらず触らず,腫れ物に触るような仕方で育てられた子供たちには感性も育たない」。

その合鍵屋が店を出していたスーパーでも、延々とこうるさいモーニング娘。の歌を流していた。
わたしもうんざりしていたけどね。
それに、ここのところイヤな思いをしているのも、やはり若い人の音楽にまつわることだわ。

一流の音楽家を育てるには3代をかけなければならない,ということを聞いたことがあるけれど
日本でもそろそろ3代目くらいが活躍し始める時代。

これからの進展に期待することにしますか。


遠い夏

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よく拝見しているピアノ関係のサイト『ピティナ・ピアノホームページ』 さん。


楽譜をDLでいただいたり、コンサートの情報を得たり、となかなか楽しいのですが
なかでも“笑える”のは『ショパン物語』 。(リンクしているのは第1回。ただ今第44回 。)

毎週金曜日にアップされているコミック版ショパンの伝記です。

ショパンの作品はすっごく好きなんだけど、このコミックのような男が実際に近くにいたら
わたしはぜ〜〜〜〜ッたい好きにならんだろな。

病弱、軟弱、くよくようじうじ。それでいて健康よりサロンで夜遊び。
芸術家タイプの人間って、実生活では成長しきってない子供みたい。

まあ、ショパンはピアノの世界で誰も到達できないような世界を遺したけれど
そうではない芸術家気取りの人間が、彼のように気難しくって軟弱で煮え切らなかったら
つきあい難いよね〜、きっと。

あ、そうです。
なんたってわたしは、ジョルジュ・サンドのようにキャパが大きくて才能あふれる人間ではないのでね。

ということで、ピティナ・ピアノホームページはピアノ好きにはたまらない素敵なサイトです。
ぜひご訪問を!


Maurizio Pollini - Chopin: Etudes, Opp. 10 & 25

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この方のお姿は、まあ、あなた!

歩く高松塚古墳って感じですけどね。(あ、あの美人画のことね)

ヴァイオリンはいいですよーーーーーー!もう最高!!
今から10年くらい前に初めて聴いた「望郷のバラード 」。
仕事関係でサイン入りのCDをいただいたような気がしたんですが、あれは幻だったのかなぁ。

演奏は、荒削りでもなければ線が細いわけでもなく、力強く、それでいて情緒が溢れていて滑らか。

数年前ちょこっとヴァイオリンに手を出したのは、彼女の弾く「チャルダーシュ」を聴いて、「なんて魅力的なんだろう、弾いてみた〜い」と思ったから。

彼女の才能が見いだされてからというもの、
ほんとうに一生懸命ヴァイオリニストになれるよう育てたのはお母さま、という話を聞きました。
天満さん、年齢はわたしと同じくらいかな。
お人柄も気さくなようで、インタビューなんか聞いてると楽しい。
直接インタビューした知り合いの記者さんは、「すっごいパワーのある人よー」と言ってました。

コンサート行きたいな〜。
一度、旅行会社主催のコンサートを申し込んだら当たったのに、どうしても抜けられない用事があってそのときにはキャンセル。
だからなおさら、何とかいい機会を見つけて生の演奏を聴いてみたい!

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グルダは、わたしをピアノの道に向かわせた人の一人。

って、今実際にピアノの道を歩んでいるとは言えないので、ちょっとオーバーかも。

でもわたしは、小学校の頃この方の弾くシューベルトの即興曲90-4を聴いて、「ピアノ、もっと上手になってこういう曲を弾きたい〜」と強く強く思ったのでした。

そして、今夜は教育TVの芸術劇場 で、一月に開催されたアルゲリッチとグルダの二人の息子による「メモリアル・グルダ」のコンサートを放映している。

これ、行きたかったの。
マルタ・アルゲリッチの演奏だし、グルダのオリジナルもプログラムに入ってたしね。
だからうれしい!もちろんビデオに録ってます。

グルダと言えば、クラシックだけではなくジャズの分野でも大きな功績を残した人。
おおらかで、人を楽しませるエンターティナーとしての才能も豊かだったそうですね。
だから、彼の遺した音楽を聴いていても、堅苦しくなくて聴きやすいですよ。
現代音楽の「なんじゃこりゃ?」みたいなことは感じられないし。

やはり、この類いの番組をCMなしでやってくれるのはNHKだけですからね。
視聴料支払いも致し方ないでしょ。

ふ〜、それにしてもアルゲリッチおばさん、迫力あるなー。

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未だに夜想曲15-3を終えられない美咲麗華です。

月曜日のレッスンのとき先生が弾いてくださって、
「やはり、この曲をまとめるのは呼吸なんですが…」とおっしゃった。
わたしの演奏は、力強すぎるのとどうにも呼吸をつかめていないらしい。

難題だ・・・・・。

ショパンは肺結核を病み、始終ジクジクしながら生きていたんだろうな〜。
ところが、わたしは男のようにパワフルな人生送ってるから、呼吸が合わないのは当たり前だわ。
ああ、いつになったら繊細で厳かな呼吸をつかめるんだろ?

なんてこと考えてたら、急にベートーベンが弾きたくなって、
禁断の「ピアノソナタ 悲愴 第一楽章」でピアノを叩きまくったのでした。

ちょっと気持ちよかったかも・・・・・。

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す、す、すごいものを見てしまった。

ヴェルビエ音楽祭10周年記念コンサート。
エフゲーニ・ギレリス、ラン・ラン、そしてマルタ・アルゲリッチなどが連弾、4台、8台のピアノによる曲を弾きまくる。
圧巻〜〜〜〜〜〜!!!!!!

第一、ピアノ8台でしょ。一台1000万円としたって8000万円。スタンウエイのフルコンなら8台集めて1億円!なんてことになるんでしょうね〜。(こんなとこで、そんな値踏みしなくてもいいか 爆爆爆)
それに、一台だってすごく大きな音が出るグランドピアノですよ。音がうるさいって殺人事件にまで発展しかねないピアノですよ。
それを8台!新進気鋭からベテランピアニストまでが揃って弾いている様はもう、ひいいっ! って叫ばずにはいられない!
ぜひ、そんなコンサート行って聴いてみたいもんです。一生に一度くらいはね。ふへ〜…。

Lang Lang, Orchestra of the Mariinsky Theatre & Valery Gergiev - Rachmaninov: Piano Concerto No. 2; Paganini Rhapsody

Lang Lang, Orchestra of the Mariinsky Theatre & Valery Gergiev - Rachmaninov: Piano Concerto No. 2; Paganini Rhapsody

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2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ

前のエントリに引き続き、「世の中には突飛なこと考える人がいるもんだなー」シリーズ(あんのか?そんなの)第二弾!!
メロディーはよく知ってるロシア民謡。
二人羽織+拳打ち、ぜひご覧くださいませ。

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ふんぎゃ!(←「ネコ踏んじゃった」ではない)

世の中には素敵なこと考える人がいるもので、
ま、とにかく聴いてみてください。

ショパンの第3ソナタのフィナーレによる主題と『巨人の星』主題歌による交響的融合  (Real Playerで聴けます)

詳しくはこちらへ 「こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達のページ」











The Spirit of the Harpsichord

画像

著者:

価格:¥ 1,985

『There is Not Elements』

There is Not Elements


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ピアノを少し習ったことのある方ならご存知のツェルニー練習曲集。
100番、30番、40番、50番、そして60番まである。

この曲集、みんななかなか苦労する。いやはや、ほんとにもう、やってるうちに飽きちゃうし。
今わたしが習っているのが40番。 (←35年ほどの年季が入ってる40番。今では表紙もモダンに変わりました。)

これで子供の頃から通算3巡目になる。
(最終的には50番までは行ったのですがね)

それにしても、30番はそれほどの苦労もせずすすーっと終わったのだが、40番はそうはいかない。
というか、若かった時には難なく何も考えずに弾けたのに、今はまるで勝手が違う。

譜読みからして「あれ?こんな音あったっけ?」なんて思いながらレッスンに臨むと、
一オクターブずれてたり、変な音を弾いていたり。

結局、かなり脳ミソを酷使しないと覚えられない。
頭が納得しないと指も動かないし…。
弾く音一つ一つを「ほら、これはここ、つぎはこっちだよ。よ〜く覚えて…」
なんて指にしっかり言い聞かせながら弾いている。

この練習曲集自体、覚えやすいきれいなメロディーの曲はほとんどない純粋な練習曲だから
それだけでもかなりたいへんなのに、加齢で反応が悪くなるから苦労は倍増。(泣)

「ふぎゃ、なんでここにこういう不協和音が来るわけ?」
なんて言いながら弾いてるから、これはきっと右脳使うだろうなー。
うん、やっぱりボケ防止に効果ありそうだから頑張って練習しよう!

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2年ぶりに聴いたダン・タイ・ソン

演奏が一層充実したというパンフレット言葉どおり
強靭な指の力に裏打ちされたタッチは一段と研ぎ澄まされた上
表現力はふくよかさが増したような気がします。

うれしかったのはショパンの舟歌を聴けたこと。
指がよく見える席だったので、神技のような3度和音のトリルをしっかり目に焼きつけることができました。
曲全体を通して、なんと繊細で美しい音!

一方、フランクの前奏曲:コラールとフーガは全身全霊を込めた力強ささえ感じました。
最終局の幻想即興曲は、自分が演奏した物と本当に同じ曲なの?と、感激するばかり。

ダン・タイ・ソンは大好きなピアニストなので、
山梨に来てくれた時にはできるだけ行きたいと思っています。
ベトナム戦争のさなか、疎開地で紙鍵盤を叩いていたという彼も
いわば戦場のピアニストの一人でしょう。

そんな来し方と、夫が愛したピアニスト、ということも加わりますが
純粋に演奏だけ聴いて大好きになれたのが
ダン・タイ・ソンというピアニストです。

この夜のコンサートに備えてドビュッシーの前奏曲を少し予習しておきました。
なかなか馴染めない作曲家でしたから、コンサート中飽きてしまったら...、
などと考えたからです。
しかし、それは杞憂でした。

むしろ、あらかじめ聴いていたCDでは印象に残らなかった数曲が
ダン・タイ・ソンの指にかかると
まるでステージの上に巨大なスクリーンが現れて
きらびやかな映像を写し出します。
第1曲の“霧”では木漏れ日揺れる森を流れる朝霧が、
終曲の“花火”は見事なグリサンドでポンヌフ の夜空で開く極彩色の花々が。


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仕事の合間に行った本屋で
パッと目に入った皇帝陛下の写真。

思わず買ってしまったその雑誌には、皇帝陛下へのインタビューが載っていた。

う〜ん、

何でインタビューアーの言葉がこんなに多いのさっ!目障りっ!!
陛下のお答えは半分ほど。
まー、しょうがないか。

収穫は、来年10月に再来日公演があるということ。
今度こそはe+とかチケぴ、早めにチェックして、小遣いも節約して絶対行くぞ!
どうか、その日までお元気でね、皇帝陛下!


Maurizio Pollini

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発表会に演奏するこの曲も、やっと何とか仕上げの段階。
そこで、というわけではないが、演奏にも少し余裕が出て来たので、今日は手元にある音源を聴き比べてみた。

1.ガブリエル・タッキーノ   とても速く弾いている。音もきつい感じ。物悲しげというより、がやがやっとしている。この演奏は、わたしに取ってはあ   まり参考にはならないみたい。(PIANO EVERに収録)

2.田部 京子   穏やかだけど華やか。緩急がはっきりしていて、作曲者の気持ちをよく表しているのではないかと思う。音も整っている。わたしはこの演奏が自分の持っているものの中では一番好き。(田部京子ベスト〜CDデビュ−10周年記念盤 に収録)

3.演奏者不明   MIDIデータなので音のバランスが悪い。やはり速い演奏。

プーランクが亡くなったのが1963年なので、まだ著作権が有効ということもあり、ネット上では演奏を公開できないらしい。(著作権料払えば別ですが)
ゆえに参考になる音源が少ないのがちょっとさびしいが、その分、自分の思い入れたっぷりで弾けるかもしれない。


あ、そうそう。先生の演奏も大好き。それがなければ、おそらくわたしはこの曲を知らなかったはず。

「エディット・ピアフへのオマージュ」を発表会で弾くなんてね…。ある意味、とってもうれしい。

エディット・ピアフへのオマージュ

Olivier Cazal - Piano Music, Volume 3: Improvisations, Theme And Variations, Three Pieces, Napoli, NapoliThree Novelettes - Improvisation No. 15 In C (Hommage A Edith Piaf): Tres Vite

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今日は、なけ無しの仕事しながらポチポチとネットサーフィンもしてました。
すんません。

で、見つけたのがこのキワモノ。

超絶技巧の鬼
ひぇ〜〜〜〜!
マイケル・フィニッシーですってさ!
名前からして終わってるっつーか・・・・・・。
顔はほれぼれするほどいいのに。

そのもの凄い曲の楽譜がこれです。Verdi Transcription( ←あ、リンク切れ?)

「な、なんじゃこれは〜〜〜っ!」って松田優作でなくても叫ぶわな。
実際に聴くと音が多過ぎてうるさいそうな。

もうひとつのは 超絶技巧の極北 !
ソラブジって人なんだって。
なんか、空無事って表記されてます。
うわ、お経のようだ。こわっ!

どちらのお方も、人間技では弾きこなせないようなピアノ曲作って
何が面白いんだか。
自己満足?それとも・・・・・。

やっぱりわたしの好みはショパンの曲だなー。
あ、そんなこと言っても最近は、プーランクとかラフマニノフにも傾いてる。

先生、早く「エレジー」聴かせてね。なんちって。

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あらら、冒頭から凄いのが出ましたね。




これ、ベートーベンのソナタ「ワルトシュタイン」の楽譜です。
ダダダダダダダ...って続く低音部、ある方が“道路工事”と称しておりました。
まさにアスファルトをたたき割る、あの大騒音そのものですよ。

ベートーベン、“楽聖”って呼ばれてますねー。
でもわたし、この大音楽家のピアノ曲ダメなんです。
先生はわたしに叙情的な曲よりこういう力強い展開の曲を弾かせたいらしいのですが、
断固!拒否してます。

かくしてその理由は・・・・・。

まだ思春期の16才。
出来れば音大行きたいと頑張って練習に明け暮れて(でもないか)ましたね。

で、その年の発表会。
ベートーベンのソナタ「悲愴」第一楽章を弾いたんですが....。
ある箇所でつかえた途端、頭の中真っ白・・・・・・。
どうしようが楽譜が出てこない、指も動かない、冷や汗だけはだくだく出てくる。
誰も助けてくれない、どうすることもできない、
ステージ上のわたしは孤立無援、四面楚歌。
『先生ごめんなさい、お父さんごめんなさい』って心の中で謝ってました。
ああ!なんと悲愴な状態・・・・・。

この出来事でわたしは音楽の道はきっぱり諦めたのよ。
進学はおじゃんになるわ、父には裏切り者呼ばわりされるわ、でその後もハチャメチャ。

だから今でもベートーベンのピアノ曲はまったくダメ。
体が受け付けませんね。

聴いてるだけで、
首の周りをゆるく閉められるような、気道が狭められるような
やり場のない恐怖感、とでもいいましょうか。
虎も馬も羊も狸も猪も、その他諸々の動物が
まだまだわたしの足元にしつこくまとわりついてるらしい。

「あー、こうなりゃなんでもかんでも、み〜んなまとめてかかってらっしゃい!」
なんて感じで乗り越えられる日はいつの事やら。

いい年して、未だに思春期のトラウマから抜けきれず
動物園丸ごと引きずってるおばさんなのでした。だは。

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わたくし、葬送系の曲が大好きでして、

ショパン、ベートーベンなど
CDかけっぱなしってこともしばしば。

いつも妹に
「朝っぱらから気が滅入るような曲聴かせないでよね(▼▼!)」
とか、
「一日中、こういうの聴いてて、頭がおかしくならないもんかね(!▼▼!)」
って怒られてます。

すまんね〜。
根がちょ、ちょ、ちょ、超ーーーっ明るいもので、
暗くて陰鬱な曲聴いてバランスとってるのよ。なんちって。

で、やっぱり一番よく聴くのがショパンのソナタ第2番(葬送行進曲付き)。
この曲を、大好きな二人が弾いてるので聴きくらべてみた。
ピアニストはマウリツィオ・ポリーニとダン・タイ・ソン。
(較べるなんて恐れ多いお二人ではありますが...あくまでも好みの問題ってことで、はい。)

ポリーニ氏のはもう、完璧!!
緊迫感、恐怖感と諦観が、まるで、緻密に隙もなく設計された構築物を見るようだ。
第一楽章、第二楽章を考えられないほどの速さで駆け抜けてゆく。
そして、第三楽章は深い悲しみのマーチが響き、やがて救済が差し伸べられるような美しい風景を描く。
最終章は強弱の起伏を極限まで抑えてあるためか、死への恐れが否応なく増大する。
なんと無気味なユニゾン。
そして突然フォルテシモの終局に至り、すべてを締めくくっている。

それに対して、ダン・タイ・ソン氏はあくまでも詩情豊か。
不安をかき立てるはずの第一楽章から、テンポが緩やかで繊細さを感じる。
第二楽章のスケルツォも、物足りなくなるほどゆっくり演奏している。
しかし、第三楽章はもうこのピアニストの素晴らしさが存分に生かされた演奏。
ひとつひとつの音が涙の粒のように輝いている。
叙情的で憂いに満ちた葬送行進曲だ。
第四楽章はポリーニ氏とは対照的に、強弱がはっきりしている。
緊張感や不安感はあまりないが、メロディーが曖昧なユニゾンさえロマンチックだ。

あーあ、こんなにエラそ〜に書いたけど、これはあくまでも私見ですので。
どちらも好きなんだけど、今のところはポリーニ氏のをよく聴くかな。
死を前にした作曲家がこの曲に込めたやり場のない不安や恐怖。
聴く者まで同じ感覚に引きずり込んでしまうほどの緊迫感。
それでいて、追う者をはねつけるような冷徹さがたまらない。

しかし、ほんとに暗く落ち込んでるときには癒されないだろうな。
そういうときには詩情豊かななダン・タイ・ソン版を聴こう。
と、どちらにしても葬送系から離れられないわたしなのでした。

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久しぶりに胸にジン!ときた歌です。
歌ってるのは沢田研二、そう、ジュリーです。

昔のような、ギンギンハデハデ衣装に突き抜けるような高い声じゃありません。
ちょっとかすれて年相応に太くなった声(体型もか)で歌い上げてます。

「幸せっていうのは単に幸運ってことじゃ掴めないよ」って感じで
これまでの半生を語るような歌です。

『耒タルベキ素敵』 っていうCDに入ってます。
この方のCD、今では普通のCDショップでは並んでませんし、TSU○○YAなんかにもありませんね。
でも、機会があったら聴いてほしいな。
なかなか聴きごたえありますよ。

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ご訪問




ようこそ!


当ブログへのご訪問、どうもありがとうございます。

 皆様はおそらく、某かの情報を得るためにお越し下さっていることと思います。 しかし、当ブログは気まぐれで無知で、音楽については”下手の横好き”な管理人が気の向くままに書き込んでいるサイトです。

   故に、役立つ情報、耳寄りな話はほとんどありません。せっかくご訪問くださったのに、肩すかしのようで本当に申し訳ありません。

 このような管理人の変なつぶやき、独断と偏見に満ちたブログをご覧になって 『何じゃこりゃ?」とお思いになった方、「ぎゃっはっは」と笑ってくださった方などがいらっしゃいましたら、管理人としても大変うれしく思います。

 それでは、これからもよろしくお願い申し上げます。 



管理人:美咲麗華
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